美しいクルマ
カテゴリー
:ショールームダイアリー
スタッフ
:大川 泰樹 / オオカワ ヤスキ
[店長]
[2022/06/19]
大変貴重な車のご紹介です。
こちらは初代ジュリエッタ スプリントです。
750系の1958年から製造されていた車です。
過去の敷いたレイルをフェラーリに譲り、量産ブランドに方向転換しデビューしたの
が初代ジュリエッタです。
1958年~生産に入り750⇒101と進化し、最終105型ジュリアが出るまでの間にアルファの母体を支えた車なんです。
当時としては珍しく、アルミブロックエンジンにDOHCを搭載しフロアシフト4速マニュアル(当時は5速はほとんど無く)ドラムフィンブレーキを備えており、当時としては画期的で他のメーカーでは真似のできない車作りをしていました。
クーペとスパイダー(オープン)の種類があり、デザインも1950年代に流行したアメリカ車のデザインを多数入れており現在でも十二分に素晴らしいデザインと思います。
デザインも現在の社内デザインでは無く、有名なデザイン工房ベルト―ネのチーフであったフランコ・スカリオーネが担当しており、オープンタイプはピニンファリーナでそれぞれデザインは異なります。
コレクターアイテムとして世界中から注目されている車なんです。アルファ ロメオと言う会社の歴史伝統が伝わってきますね!!
流石です。