タイヤの劣化は残り溝のみにあらず
カテゴリー
:サービス
スタッフ
:H.W.
[テクニシャン]
[2022/10/13]
クルマを維持するうえで大きな出費となるものの筆頭として、タイヤ交換があります。
「どれくらいで交換しなければいけないの?」という質問も良く受け付けますが…
・保管状況(青空?ガレージ?紫外線の影響)
・普段走る道(山越え、高速が多い、田舎道、都会、ストップ&ゴーの頻度、路面の状態などなど)
・普段のタイヤの空気圧(高い・低い・標準)
・減速・加速の仕方(運転のクセ)
・車の駆動方式
・車の重さ
・タイヤの種類
…パッとすぐに思いつくだけでも、
多くの要素が関連しているため必ずしもこの車はこの距離でダメになる!とは言い切れないものです。
さて、タイヤ交換時期の指標の一つに残り溝があります。
残溝1.6mm以下であれば車検には通りません。
しかし、「溝があるから」「車検には通るから」という理由で未交換のままでいると、
タイトルの写真にあるような恐ろしいクラックが無数に入っている状態で
公道を走行しているかもしれません。
このタイヤは2013年製で製造から9年経過したタイヤです。
タイヤはついていて転がればそれで良しではなく、
ブレーキの制動距離など安全走行性能を大きく左右する部品です。
これだけゴムの状態が目に見えて悪いタイヤが、
まだ新しいタイヤと同等の性能を発揮できるとは素人目に見ても難しいことは安易に想像できます。
もちろん、ここまで酷いと走行中のバースト(タイヤ破裂)の危険度も大きく高まっています。
バーストはドライバーにとっても危険な状態ですが、
例えばバーストの瞬間すぐ横の歩道を誰かが歩いていたら…
空気の力は恐ろしいです。
(気になる方はYouTubeなどでタイヤメーカーさんのバースト実験などをご覧になってみてください)
残り溝の量だけに捉われず、
年数の経過(3年~が目安です)やひび割れの状態も加味して、
ぜひ早めの交換で自分の身、周りの人の身、愛車を守りましょう。
TEL 078-926-1011